映画『R100』公式サイト

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未体験の衝撃を監督も!
松本人志監督の全国未体験ツアー実施レポート!

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名古屋

2013.10.02

未体験ツアーin名古屋 ティーチインのご報告





客席にまさかの100歳のお客様登場!松本監督と未体験トーク!
札幌、広島、仙台、そして東京・新宿での完成披露試写会を終え、第五回目、“未体験ツアー”最後のティーチインが行われたのは愛知県は名古屋の、109シネマズ名古屋。今回も、もはや定番となった、ご当地グルメネタを交えた上映前のサプライズ舞台挨拶と、上映後のティーチインを行いました。そして、何と今回は観客席に名古屋在住で御年100歳のお客様、関山さんが来場!ティーチインでも松本監督と「100歳以下は理解できない」本作の魅力について語りました。




■日程:10月1日(火)19:40開始
■場所:109シネマズ名古屋 (愛知県名古屋市中村区平池町4-60-14)
■登壇者:松本人志(50)、倉本美津留(54)

▼上映前挨拶
普段から、(名古屋発祥の)CoCo壱番屋とか世界の山ちゃん、きしめんだったり味噌煮込みうどんだったり・・・色々美味しいものを食べさせてもらってるので、今日は恩返しに映画を持ってきました(笑)。
僕にかかると、映画なんてこんなものになってしまうんじゃい!というところを観て頂きたいと思っています。

▼上映後 ティーチインで100歳のお客様、関山真一さんとトーク

松本監督:ご来場ありがとうございます!調べたら、今日本には100歳以上の方が5万5千人いるそうです。今日はその中のお一人に来ていただいたということで。映画はいかがでしたか?
関山さん:非常に良かったと思います。
松本監督:この映画は、100歳以上の方しかわからない作品なのですが、分からないところなどありませんでしたか?
関山さん:良く分かりました。
松本監督:では、SかMか教えて頂けますか?
関山さん:・・・F!(笑)
松本監督:Fですか・・・(笑)。素晴らしいですね。
倉本:100歳超えるとFプレイに行くんですね。この映画はまだまだ入門編ですよ。

※ティーチイン終了後、関山さんからのコメント
関山さん:映画はとてもよろしかったです。松本監督は100歳まで頑張ってください。




その他のQ&A

Q、主人公・片山の子、嵐を演じた西本春紀くんの演技が良かったです。子役への演出で苦労した点は?
子役は、あまり大人が言って何度も同じことをさせると嫌になって来ますよね。なるだけ本人に任せて、あまり追い込まないようにしましたね。ただ彼は、オーディションの段階でこの子は大丈夫だな、と感じることができました。なぜ役名が嵐なのかというと、(アイドルの)嵐が出てるのかな?、と勘違いして欲しかったんです(笑)。だから皆さん、「嵐頑張ってた」「あんな嵐見たことない」「嵐がパンツ一丁で!」とか、言いふらしてくださいね。


Q、オリジナル企画の映画を撮り続けていますが、原作ものやリメイクに挑戦したいと思うことは?

あまり考えたことはないですね。あえて言うなら・・・「コボちゃん」ですかね。実写版、長編で撮ってみるとか(笑)。でも僕は、オリジナルしか撮れないと思うんですよね。わざわざ、すでに有るものを形にする意味がわからないんです。今まで無かったものを作り出すことが僕の人生のテーマだと思っています。


Q、AVを撮りたいと発言していたことがありますが、今も思っていますか?

その考えは捨てたわけじゃないんですよ。例えば、ベッドシーンにこだわった映画ってないじゃないですか?大体そこはサラッとやってしまうんですよ。だから、ものすごいベッドシーンが長いとかね・・・そんなブッ飛んだ映画を撮ってみたいとか考えますね。


Q、一番近くにいる倉本さんから見ての、松本監督の凄さを教えてください。

倉本:一杯あるんですけど、ギリギリまで、最高の答を導きだすのを諦めないところです。そのシーンを撮る直前まで「もっと良い撮り方、セリフはないか」と考えて、プランを更新するんです。かなりの完成度を誇る作品を、ずっとそうやって作り出している。

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福岡

2013.10.01

未体験ツアーin福岡 ティーチインのご報告





広島、仙台、そして東京・新宿での完成披露試写会を終え、第四回目のティーチインが行われたのは福岡・博多の映画館、T・ジョイ 博多。今回も上映前のサプライズ舞台挨拶と、上映後のティーチインが行われました。駆けつけてくださった博多っ子の皆さんは、非常にテンションが高く、ティーチインでも監督とのトークを実施。作品の本質に迫る質問もあれば、「プライベートでもMですか?」など愉快な質問もあり、充実した時間となりました。




■日程:9月30日(月) 18:40開始
■場所:T・ジョイ 博多(福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1)
■登壇者:松本人志(50)、倉本美津留(54)

▼上映前挨拶
中学一年の時に、知り合いから博多の辛子明太子を貰って初めて食べた時、世の中にこんなにおいしいものがあるのか!と衝撃を受けたことを覚えています。今日はその衝撃を返しにきました。
明太子八腹分の衝撃返しですね(笑)。
皆さんの貴重な時間とお金を使って『R100』を観ていただくことになるのですが、それに見合うものをお返しできると思っています。無茶苦茶な映画に仕上がって、とても満足しています。松本人志監督は日本人なので、皆さん字幕なしでこの映画を観れるのは幸せなんじゃないかと(笑)。

▼上映後ティーチイン(一部ご紹介)

Q、松本監督の映画はいつも変わったタイトルですが、「100」という数字に込めた想いは?
この映画に関しては、先にタイトルを決めたんですよ。『R100』という映画を作ろうと動き出したんです。取材を受けていても、タイトルについて話すことが多いのですが、結構不思議な感覚を持っていて、自分だけが楽しめるテーマを込めていたりするんですよね。
僕、小学生の頃、粘土で宇宙船を作ったんですが、コクピットの部分を作って、そこに乗組員を乗せて、その上に粘土で蓋をしたんです。先生も友達も誰も気づかない、僕だけが知っていることですよね。その感覚が今もあるのかもしれません。

Q、10年前、ラジオ番組で10年後は世界に出たいと語っていました。
目標どおりになりましたが、次の10年の目標は?

『R100』を撮ることで、自分の中で次が見えた気がしているんです。今回も凄いものが撮れたなと思いますが、この先もっともっと凄いものを撮れる予感がしています。自分の中では「楽しみな監督が出てきたな」という感じなんです(笑)。60歳ぐらいまでには度肝を抜くようなものを撮れるようになっていたいですね。


Q、ダウンタウンの松本人志は日本のお笑いの質を上げましたが、映画監督としての目標は?
ダウンタウンは、お笑い界の新大陸を発見したと思っています。先にドリフターズ、ひょうきん族がいて、もう無いと思われていた新たなフィールドを広げたんだと。映画でも同じ様な事をしていきたいし、それにエネルギーを注いでいきたいですね。 新大陸とまでは行かないかもしれないが、未だに誰も足を踏み入れていない無人島ぐらいはあるかも知れませんしね。 望遠鏡片手に映画界の「無人島」を探したいと思っています。


▼最後に監督から会場の皆さんへ一言

(ティーチインで)言い足りないことがあったら、twitterでつぶやいて貰えれば、返信はできないかも知れませんが、必ず読みますよ。

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仙台

2013.09.22

未体験ツアーin仙台 ティーチインのご報告





松本人志監督の未体験ツアー第三弾の地は、東北はMOVIX仙台。昨日の広島に続き、今回も上映前のサプライズ舞台挨拶と、上映後のティーチインが行われました。
挙手したものの緊張のあまり「今日の朝ごはんは何でしたか?」と突拍子もない質問をしてしまった高校生に爆笑したり、映画に隠された謎に関して観客に逆に質問したりと、普段決して見る事ができない、松本監督とお客様の微笑ましいトークショーとなりました。




■日程:9月21日(土) 18:20開始
■場所:MOVIX仙台 (宮城県仙台市太白区長町7720-15)
■登壇者:松本人志(50)、倉本美津留(54)

▼上映前挨拶
この映画は、観ていただいた皆さん全員が「メチャメチャ良かった」と思うことはあり得ないと思っています。
僕の映画は必ず賛否両論を受けるんですが、それは僕の宿命であり、誇りでもあると思っています。好きになってくれる方はどんどん好きになるし、好きになれなかった方も、しばらく離れることができなくなるような映画になっています。
この映画はコメディでもなく、シリアスなドラマという訳でもありません。アートの要素だったり、僕の思う色々なものを詰め込んでいます。あと、この映画3Dではないんですが・・・観てると何か飛び出しますよ(笑)。

▼上映後ティーチイン(一部ご紹介)

Q、笑い、悲しみ、恐怖などが絶妙なバランスを保っている映画だと思いました。br />演出するとき気をつけたことは?
笑いは、狂気や悲しみ、アートと紙一重だと思っているんです。サルバドール・ダリの絵って、一コマ漫画っぽい部分があったりするじゃないですか。今回は笑いを封じ込めてシリアスにして、だからこそそこから笑いが漏れてしまうような、そんな映画にしました。企画段階や、編集中に、コントのように普通に笑えるものになりそうになったら一度考えなおす、ということを徹底しましたね。

Q、夫が(本作の主人公同様)サラリーマンでどMです。br />私が知らない間に変なクラブに行っていたらと思うと不安です
絶対行ってます、凄いところに行ってるでしょうね(笑)。片山を演じた大森さんには、男のズルさや、背徳を演じて欲しいと思っていたのですが、うまくできたはずです。この映画、結構女性が「面白かった」と言ってくれるんですよね。ちょっと意外です。


Q、筋トレが好きな人はMという説がありますが、私はそれは“自分に対してS”なんだと思います。どう思いますか?
確かに筋トレは、自分に対してS、という面もありますよね。「ベンチプレスあと5回!・・・嘘よね〜」とか(笑)。でも、その対であるMの自分は、「こっちがイジめさせてやっているんだ」という意識もありますよね。Sを手のひらで踊らせているというか。SとMは変わっていくものなんだと思います。僕、もともとSだったはずなんですが、コンビで漫才をしているうちに、浜田がどS、僕がどM、という風に変化していったんです。職業Mですよね。ちなみに、格闘家やボディビルダーはMの方が強いんですよ。

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広島

2013.09.21

未体験ツアーin広島 ティーチインのご報告





松本人志監督の未体験ツアー第二弾の地は広島!今回も、ローカル局の番組への初・生出演や取材を行った後、広島バルト11にて、観客とのティーチインを実施しました!
当初はティーチインのみを行う予定だったのですが、急遽上映前にも監督が登壇!
場内は歓声につつまれました!!




■日程:9月20日(金) 18:40開始
■場所:広島バルト11 (広島県安芸郡府中町大須2-1-1)
■登壇者:松本人志(50)、倉本美津留(54)

▼上映前挨拶
この映画はコメディじゃないんですよ。脚本が無茶苦茶なので、閉じ込めていた笑いが漏れてしまうというか・・・そういう作品になっています。トロント国際映画祭では、閉じ込めていたフタが開きっぱなしだったみたいでウケすぎましたね(笑)。
今から映画を見る人は、(トロントの人同様)松本人志の映画だからと考えすぎずに、先入観を持たずに観て欲しいですね。僕もさっき、差し入れで“もみじ饅頭”を頂いたんですが、新製品の“生もみじ饅頭”というもので、普通のだと思って食べたら、めちゃめちゃモッチリした食感だったんでビックリしました(笑)。

▼上映後ティーチイン(一部ご紹介)

Q、“SとM”をテーマにした理由は?
SとMって、血液型とかとも違う分類じゃないですか。相手によって変わる不思議な役割というか。いつかテーマにしてみたいな、という気持ちがありました。この映画のキャッチコピーは「父はM。」なんですけど、都内にポスターがたくさん貼ってあって、家族と車で移動している時に見てしまうと、車内が凄い変な空気になるんですよ(笑)。

Q、一部、ゲームっぽさを感じるシーンがあって好きでした。監督が一番好きなシーンはどこですか?
今回の映画は全部のシーンが好きですね。「明日あのシーンの撮影か・・・嫌だな」というところが無かったです。僕は誰の影響も受けていないつもりですが、確かにゲームの影響は受けているかもしれません(笑)。「ピクミン」とか「戦国無双」とか。


Q:警官役で出演されていますが、最初から決まっていたのでしょうか?
どの役と決めてはいなかったのですが、ワンシーン出て大森さんと絡みたいな、とは思っていました。警官役で出ることにしたんですが、これ「アカン警察」と被るな、とも思ってました。

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札幌

2013.09.09

未体験“札幌”ツアー&世界最速上映ティーチインのご報告





遂に始った映画『R100』公開記念、松本人志監督の全国未体験ツアー!第一弾として松本人志監督が降り立ったのは北海道は札幌の地!「まずは北から攻めたかった」と話す松本監督は朝一番で札幌・新千歳空港に到着。「ちょっと寒い?寒ないか?」と晴天で気温が上昇した日本最北端の北海道の感想をいいつつ、その後夕方遅くまで、今まで出演した事のない札幌のローカル局での生出演、収録や媒体の取材をこなしました。
更に松本人志監督は札幌シネマフロンティアにて、今回世界最速上映となった「R100」を鑑賞したばかりのお客様に対してティーチインを実施。企画協力の倉本美津留氏と共に観賞後のお客様の質問に全力で答えました。


■日   程:9月9日(月) 19:40開始 
■場   所:札幌シネマフロンティア (北海道札幌市中央区北5条西2丁目)
■登壇者:松本人志(50)、倉本美津留(54)


冒頭挨拶(札幌の感想)

実は先月、遊びでは北海道に来ていたので、飛行機降りてなんの新鮮な気持ちはなかったのですが(笑)、未体験な映画だからこそ、未体験な経験をという事で、今日一日僕自身も未知の体験をさせていただきました。スタッフの方も、道中いろいろ、初めての経験でした。全員あった事がない状況は正直今まで初めてです。いままでどんな場所でも最低限、浜田がいましたから。今日は一日中未体験で、夢見そうですよ。

Q、大森さん起用の理由は?
全てにおいて丁度いい感じでしょうか?年齢、言い方失礼ですが、男前加減とか全てが丁度良くてリアルな感じですね。もちろん、素晴らしい演技というのは大前提でありますが。どうしても僕の映画は、コメディと思われがちなので、大森さんはコメディ色が薄いというのも一つありますね。

Q、独特の世界観ですが、ジャンルにわけるとしたらなんでしょうか?
「精神的3D映画」でしょうかね?僕は3D映画ってのはまったく好きじゃない。飛び出さない方がいいと思います。逆にお客が見を乗り出すってのがいい映画じゃないでしょうか?想像力という意味でも見た人の心の中で飛び出ているのがいいですね。是非この映画は「心の3Dメガネ」で見てください。飛び出します。

Q:特技を持った女王様と善良な父親、SとMなど、様々な要素をどうやって思いつくのでしょうか?
「SとM」というテーマは、どこかで一度やってみたかったものです。普段の仕事(ダウンタウン)は、ある意味特殊で、常にコンビでやっているという状態の仕事です。それがもう30年も続いていて、どこかで「M」に偏ってきてしまった、いわば自分は「商業的M」なのだと思います。二人揃うとそんな関係が生まれる、そういったつながりが面白くて、一度やってみたったテーマだったんです。映画監督というのはSじゃないと出来ない部分もあり、撮った映像を持ち帰って、編集で苦しむMの部分もあり、それが映画監督という仕事かなと思っています。

Q:「R100」に出てくる女王様の中で、監督は誰に一番攻められたいですか?
冨永さんは歩く姿、脱ぎっぷり、アクションなど全てが凄かったし、大地さんは、現場に入ると急にスイッチが入るというプロの仕事っぷりで良かった。でもプライベートでは、寺島さんかな。危ない部分はCGで処理しないといけないほどの思いっきりの良さに、ちょっとゾクッとしてしまいました。

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